[ Exhibition ]

展示会「茶時」

2022.12.24

9月に開催した展示会「茶時」

忙しなく過ぎていく日々の中で、お茶を通じて心身を憩う時間。
そんな古くから続いている文化を思い、お茶の時間をテーマに其々の素材を用いて表現している作家六名の展示を開催しました。

2022.9.21 wed - 9.25 sun
at VOICE
東京都渋谷区神宮前3-7-11 1F

Artist introduction (a-z)



小牧 広平
山梨県甲府市塩山の工房を拠点に活動しているガラス作家。
ぽってりとした厚みのあるグラスは口当たりが良く、さまざまな食器と日々の生活に馴染みやすい。
一点ずつ表情が違い、吹きガラス特有の揺らぎが特徴的。




佐藤 辰徳
山形の蔵王の麓で主にクリ、クルミ、サクラ、ホオ、ケヤキなどの山形県産の木材を用いて制作している。
仏壇制作に携わっていたこともあり、面の取り方がとても美しい。
木の個性を生かして割れや節も取り入れ、暮らしの中で長く使えるものを追求している。
漆はお預かりして塗り直しも可能。




竹山 佳佑
幼い頃より人の祈る姿や、祈りから生まれる造形に興味を持つ。
現在は仕覆制作とともに美術館所蔵の染織文化財の修理にも携わる。
日本、中国、インド、インドネシアをはじめ世界各地の古裂を収集し全て手縫いで制作している。




野口 寛斉
2016年よりKansai Noguchi Studioを始動。
陶芸だけでなく、版画や墨絵など制作の幅を広げ独自のスタイルを確立している。
特に縄文、ギリシャ、メヘンルガルといった古代の陶器に刺激を受け、先人に共通するものをインスピレーションの源とする。




Karina Klages
ドイツのハノーファーを拠点にグラフィックデザイン、写真、陶芸と幅広く活動している。
日本の文化、特に千利休の「侘び寂び」の考えに強く影響を受け、陶芸をはじめる。
閑寂な中に奥深い美しさや豊かなものを感じる『sabi』の心を追求している。




Minako Mori
2010年より東京を中心にアーティスト活動を始める。
主にドローイング、コラージュ等の技法で自身が求める「平面表現」を模索し続け、あらゆる情報を取り除く「行為」「絵画」としての形態、色彩の根本的要素を保ちながら独自の抽象表現を追い求めている。